- 広告編
- 番外編
広告編
スポンサープロダクト広告(通称:SP)
自社商品をAmazon内で表示させるクリック型広告です。
Amazon販売を行っていく上で必要不可欠な広告です。
表示されていてもクリックされなければ費用は発生せず、クリックされて初めて発生します。
オートターゲティング(通称:オート)
SP広告内で設定する広告の種類の一つであり、
Amazonが自動で自社商品に類似した商品や関連性があるキーワードに対して広告表示します。
カタログ情報が最適化していないと無関係な商品、キーワードにも広告表示されるので注意が必要です。
マニュアルターゲティング(通称:マニュアル)
こちらもオート同様に広告の種類の一つです。
オートと違い、自分で広告表示させるキーワードや商品をカスタマイズできます。
故意的にSEOを上げたいキーワードを設定して広告表示する事ができます。
完全一致
マニュアルターゲティングで完全一致した検索結果だけに広告表示させる時に使用するキーワード条件です。
例) キーワード条件: 完全一致
キーワード: カメラ 高性能
「 カメラ 高性能 」 で検索した場合 → 広告表示される
「 カメラ 高性能 軽量 」 で検索した場合 → 広告表示されない
フレーズ一致
マニュアルターゲティングでフレーズが一致した検索結果だけに広告表示させる時に使用するキーワード条件です。
例)
キーワード条件: フレーズ一致
キーワード: カメラ 高性能
「 カメラ 高性能 」 で検索した場合 → 広告表示される
「 カメラ 高性能 軽量 」 で検索した場合 → 広告表示される
「 軽量 カメラ 高性能 」 で検索した場合 → 広告表示される
「 カメラ 軽量 高性能 」 で検索した場合 → 広告表示されない
部分一致
マニュアルターゲティングで部分的に一致した検索結果だけに広告表示させる時に使用するキーワード条件です。
例)
キーワード条件: 部分一致
キーワード: カメラ 高性能
「 カメラ 高性能 」 で検索した場合 → 広告表示される
「 カメラ 高性能 軽量 」 で検索した場合 → 広告表示される
「 軽量 カメラ 高性能 」 で検索した場合 → 広告表示される
「 カメラ 軽量 高性能 」 で検索した場合 → 広告表示される
「 カメラ 軽量 」 で検索した場合 → 広告表示されない
インプレッション
インプレッションとは、商品や広告が何回閲覧者の目に入ったかの回数を表します。
例えば、「シャンプー」と検索されてインプレッションが5,000あった時は、シャンプーという検索キーワードであなたの商品(または広告)が、5000回ディスプレイ上に表示されたという事です。
単純にこの数値が多ければ多いほどたくさんの方々の目に止まる機会が増えるという事ですね。
ただ、気を付けてほしいのはあなたの商品ページまでたどり着く回数=インプレッションではありません。
商品ページにたどり着く=セッションです。
インプレッションが高くても、CTR(クリック率)を高めて、セッションを高める施策も必要ですね。
ちなみに、インプレッションが低ければ低いほどそのキーワードで露出していないことにつながります。
分析することでやるべきことも違ってくるので、然りと数字と向き合ってくださいね。
CTR(クリック率)
CTR(クリック率) = クリック数 ÷ インプレッション × 100
で算出できる数値です。
上記のインプレッションでも出てきた用語ですね。
例えば、インプレッションが5,000あり、クリック数が300あったします。
その時のCTR(クリック率)は、6%になり、インプレッションに対してどのくらいの商品ページへの流入が見込めるか計算ができます。
単純計算ですが、10,000インプレッションが合ったら、600回当商品に興味を持ってくれている人がいたという風に捉えることもできますね。
CPC(クリック単価)
CPC(クリック単価)は、広告を使用する際に、1クリックでどのくらいの料金が発生するのかの指標です。
Amazonだけではないですが、広告運用を行っている方々はこの単価に頭を悩ませる日も多いと思いいます。
- クリック単価を高くする = SEOを上位に持っていける
- クリック単価を低くする = 上位には表示されないが、露出につながる
このような認識で大丈夫かと思います。
このCPCは、広告をかけている商品ページスコアが上がっていくことで安くなる傾向にあります。
つまり、商品販売が軌道に乗ればある広告費を安くすることもできます。
ただ問題なのは、すでに販売をしている競合商品は、上記のように広告費がある程度安くなっているのに対し、自身の商品だけが広告費が高い状態でスタートするという事です。
だからこそ、より商品リサーチの大切さが身に沁みてわかりますね。
Acos(通称:エーコス)
Amazonで投資した売上に対する広告費の割合を計るための指標です。
計算式としてはこのようになります。
- ACOS =広告費 ÷ 売上 × 100%
とてもシンプルな考えですが、
0に近づくほど(低いパーセンテージ)、高い費用対効果が出ている
「Roas」⇒ 0から遠ざかるほど(高いパーセンテージ)、高い費用対効果が出ている
と捉えることが出来ます。
ROAS(通称:ロアス)
ROASはACOSとは少し違い、かけた広告費に対して何%売上が上がったかを図る指標です。
- ROAS =売上 ÷ 広告費 × 100%
ACOSとは真逆で0から遠ざかるほど、高い費用対効果が出ていると捉えることが出来ます。
番外編
パフォーマンス通知
アカウント健全性に何らか影響があった時や、出品している商品に対しての規約&ガイドライン違反が起きた際にここに通知がきます。
基本的にはメールと同時に通知がきますが、メールは来てないけどセラーセントラル内のパフォーマンス通知がきてる場合は警告レベルとしては低い傾向があります。
出品停止
出品している商品が停止になった状態です。
主に出品商品がAmazonのルールを違反した場合に起こります。
このような事態にならないように、Amazonのルールは熟知しておく必要があります。
知らなかった・・・ではAmazonのルール上全く通用しません(汗)
アカウント停止
アカウント閉鎖の一歩手前の状態です。真贋調査などの可能性が高くなる
相乗りセラーがよく経験しているかもしれません。
真贋調査ではないですが、実はYUKIもアカウント停止になった経験があります(汗)
パフォーマンス通知のメールがきたときは心臓が0.5秒くらい止まりました(笑)
アカウント閉鎖(通称:垢バン)
セラーにとって、身の毛もよだつ恐怖の代名詞です。
健全にアカウント運営をしていれば、このような事態に陥る事はないのですが、
サクラレビューやランキングの不正操作など怪しい行為をするとこの可能性が出てきます。あなたは絶対にしないでくださいね(汗)
アカウントスペシャリスト(通称:アカスぺ)
Amazonの秘密特殊部隊です。
Amazon社員ですら正体、活動拠点が明かされていないと言われています・・・
もし、この人達からあなたに連絡がきた際は、身の回りにある邪魔なものを全て投げ払い、孤高の戦士のように立ち向かってください(笑)
Amazonセラーであれば常識的に知っている用語を解説してきました。
今からAmazonで販売をするぞ!って人には少しはためになるお話だったと思います。
Amazonに関する【基本編】【カタログ編】 ~ 【広告編】【番外編】と様々な
用語がありますが、知っておいて損はないので是非覚えておいてください!、
皆さまの成功を願ってます!
それではまた!
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